日誌

小学部日誌

小学部 遠足

 5月13日(水)に小学部の遠足がありました。

 今年の目的地は「中島公園」です。聾学校前からバスに乗り、途中まで移動した後、高学年・低学年に分かれてそれぞれの距離を歩き、目的地を目指しました。

 低学年はバスの乗り方やマナーを守って交通機関を利用し、バスを降りてから公園までの約1,2㎞の間で春の草花や鹿の足跡などいろいろな発見をしながら公園に到着しました。高学年は、バスの時間や公園到着予定時間、遊ぶ時間など一日の予定の見通しをもちながら約2㎞の道のりをすすみました。

 公園では、遊具遊びの他に高学年が考えた遊びをしました。広い公園の中でたくさん体を動かした「かわりおに」や、自然の木や岩の陰に隠れながら行った「かくれんぼ」を楽しむとともに、みんなで食べたお弁当、交換しながら食べたお菓子タイムも春の暖かさを感じるとても気持ちの良い時間となりました。

小学部「新しい友達を迎える会」

 14日(月)に「新しい友だちを迎える会」をしました。在校生は、リーダーの6年生を中心に「1年生がうれしくなって笑顔になる会にしよう。」というテーマに沿って各係に分かれて準備をすすめてきました。

   ゲーム係が企画した「かもつれっしゃ」ゲームでは、先生たちも一緒に小学部みんなで楽しみました。

 新しい友だちのあいさつでは、1年生がみんなの前で自分の名前や好きなものを紹介して自己紹介をしてくれました。

 1年生は、在校生が作ってくれたくす玉の紙吹雪が心に残ったようです。在校生は、1年生が嬉しそうに楽しんでくれている様子をみて、自分たちもみんなで楽しむことができた会となりました。

小学部「卒業生を送る会」

 3月7日(金)に「卒業生を送る会」を行いました。「卒業生もみんなも笑顔になる最高の思い出を一緒につくろう」というテーマに決まり、この日に向け、5年生のリーダーを中心に約2週間1年生から5年生までの児童は、卒業生に喜んでもらいながら自分達も楽しめる会にしようと係に分かれて準備をすすめてきました。

 当日は、「伝言ゲーム」や「しっぽとりゲーム」を楽しんだり思い出動画の鑑賞で懐かしい日々を振り返ったりしながら思い出に残る時間を一緒に過ごすことができました。最後には在校生からは卒業生に、卒業生からは在校生に心のこもったプレゼントが贈られました。卒業生から在校生に対してお礼の言葉やあいさつの後、在校生が準備したフィナーレのくす玉も大成功し、みんなが笑顔の1日となりました。

 

 

天神小学校との交流

11月22日(金)に天神小学校との交流に行ってきました。

本校の1年生から6年生までの児童7名と天神小学校の3年生65名が交流しました。

本校の児童は、「さかなつりやさん」を出店し、前半と後半に分かれて、受付、ルール説明、景品係を担当し、それぞれ接客しました。

 

天神小学校の児童も工夫を凝らした店を出していて、役割が当たっていない児童がいろいろな店を回ってゲームやクイズなどを楽しんでいました。

 

閉会式では、天神小学校の児童が「ありがとうの花」を、本校の児童が「この星に生まれて」を、それぞれ手話をつけて歌の発表をしました。

 

帰りには、天神小学校の児童から素敵な贈り物ももらいました。

 

学校に帰る道すがら、児童全員が笑顔で「楽しかった」と言っていて、

来年の交流も早くも楽しみにしていました。

5年生 宿泊研修

 

10月24日、25日小学部5年の2名が小学部宿泊学習で登別市ネイチャーセンター ふぉれすと鉱山を訪れました。

 一日目、施設に着いてすぐ施設内見学・オリエンテーションを行いました。二人とも虫の標本、たぬきの剥製に興味津々でした。次に、「種図鑑を作ろう」と「種ポッド作り」の2つの活動を行いました。「種ポット作り」では、拾ってきた種をポットに植えて、オリジナルポットを作りました。どんな草木が育つか楽しみですね。一日目の夜ご飯はカレーです。自分たちで野菜を調理して作ったカレーは格別でした。

 二日目は、朝ごはんにパンケーキを作った後、草木染めをしました。草木染めでは、栗のいがの部分を煮出した色を使って、布に自分だけの模様を表現することができました。ふぉれすと鉱山での学習が終わったあとは、福来軒でおいしいラーメンをいただいてタクシーと電車を乗り継ぎ、帰校しました。今回の宿泊研修全体を通して、自然にたくさん触れたり、集団生活でのマナーを守って行動したりすることができ、とても楽しく充実した研修となりました。

 

 ふぉれすと鉱山の職員さんはじめ、今回お世話になったみなさまありがとうございました。